手段と要素の混同
お金は、幸せの手段ではあるが、幸せの要素ではない。
対して、
大好きなゲームをすることは、幸せの手段ではないが、幸せの要素である。
幸せになることは、誰しも望むことだけども、お金や権力、名声は幸せの手段だろうか?それとも要素だろうか?
「お金を稼ぐこと」は自分の幸せのための手段だろうか?それとも要素だろうか?
もし手段であれば、残業なんかせずに、ひたすらに好きなことに没頭すればいい。好きなゲームでもいいし、恋人や家族と過ごすのもいいでしょう。決して悪くない。
むしろきちんとメリハリのある生活を送れているし、誰にも迷惑をかけていないのだから、安心して定時に帰るといい。
ただし、「お金を稼ぐこと」すなわち
「働くこと」が幸せの要素であると少しでも感じているのならば、
働くほどに、幸せを感じることができると思うのならば、
きっとあなたは、定時で上がるべきじゃないし、もっと社会に、お客さまに、より良い体験をしてもらうために、できることが多分にあるはずだ。
他人に言われて、自分の幸せの定義なんか決まるわけはない。
自分の幸せは自分で決めないといけない。
極めて主観的な、もっとも大切なこと。
「何をすれば、自分は幸福な時間を過ごせるのか。」
それが仕事であれば、あなたは働くほどに幸せになる。
より多くの人を幸せにできる。